プロペラファン
換気扇と呼ばれることの多いプロペラファンは直接屋外に排気する壁付け型が一般的です。羽の径で15・20・25・30cmが一般的です。動作は引きひも式とスイッチで動作する直接配線型に分かれます。シャッターも風圧式と電動式に分かれます。
パイプファン
排気用パイプの外壁貫通部分に小型のファンを内臓させた換気扇で、トイレや洗面室・浴室など、必要排気量が少ない部分に設けられることが多い。一般住宅ですと本体は丸型のものが多いです
中間ダクトファン
換気ダクトの途中に取り付けるファンを中間ダクトファンと呼びます。一般住宅ですと天井の裏に本体があります
吊って設置するのが一般的で、一般住宅ですとあまり大型のものはありません。通常は換気もしくは換気補助に使用します。
シロッコファン
シロッコファンとは、レンジフードなどの換気機器に使用される、縦長の細長い板状の羽根が筒状にとりつけられているファンのことです。 レンジフードなどでは、シロッコファンを回転させて汚れた空気を吸込み、接続されたダクトを通して屋外に排出します。
同時給排気レンジフード
排気だけのレンジフードを使用すると、室内の空気がレンジフード側に流れ込み、空気の流れが大きく変わるため、せっかく導入した換気計画の実効性が低くなってしまう。そこで、レンジフードのスイッチを入れると同時に、その排気に見合った給気をレンジフードに送り込んで、換気計画自体の空気の流れを妨げないようにするのが、同時給排気レンジフードである。機密性の高い建物には同時給排気レンジフードを採用されているケースも多くあります。
熱交換換気扇
一般的な換気とは、室内の汚れた空気を排出(排気)し、屋外の新鮮な空気の取り入れ(給気)が行われることを言います。 しかし一方では、冷暖房時に換気をすると、部屋の涼しさや暖かさが逃げてしまうといった非効率なデメリットが有ります。 それを解消する換気扇が熱交換形換気扇です。
有圧換気扇(有圧扇)
一般の換気扇は窓や外壁に取り付けて運転する方式のため、空気抵抗があると極端に風量が低下してしまいますが、有圧換気扇はある程度の静圧をとっても風量が低下しないように設計されている換気扇です。
有圧換気扇は、飲食店や工場などの主に業務用で、極めて大量の空気を換気する際に使用されます。
通常の換気扇と、有圧換気扇の違いは、空気に対して圧力をかけるか、かけないかという部分で、この空気に圧力をかけて流れを作るものを静圧と呼びます。
家庭用で利用されている換気扇は、静圧が無いか、もしくは、弱圧タイプのもので、外からの風の影響を受けて風量が低下します。フィルターを、取り付けていないとホコリやチリが舞い込んでくる場合がありますが、比較的、低騒音で一般的なものです。
有圧換気扇は、静圧を利用しているので、外の環境からの影響を受けにくく、空気を循環するので、一定量の空間を保てる換気扇です。